『成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座』発売

『王道SEO対策実践講座』発売

王道SEO対策 在庫切れ

2016年4月27日(水)本日、アンドバリュー株式会社代表の鈴木 良治が執筆しました『成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座』(技術評論社)が発売されましたので、ここにご報告致します。

売出しは前著同様非常に好調で、本日10時にはAmazon様で在庫がなくなってしまい、追加をし続けたものの終日在庫切れの状態が解消されず皆様にはご迷惑をお掛けしてしまっておりますが、1日も早くより多くの方のお手に届くよう出版社様と努めて参りますので、しばらくお待ち頂けると幸いです。

『成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座』は、前著『SEO対策のためのWebライティング実践講座』が近年で最も売れたSEO対策本の1冊になったのを受け執筆した本となり、対象はSEO対策の初級者から中級者となります。ただ、サイトの作成環境の選択から設計、スマホ対応、Search Consoleによる運営管理、ペナルティ対策など幅広い分野を網羅しているので、上級者の知識の整理にも役立つ書籍となっているかと思っております。
以下に『成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座』の『はじめに』の部分を掲載しておきますので、書籍の内容と作成方針をご理解される手助けとなれば幸いです。

『成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座』の『はじめに』

2015年2月に出版した前著「SEO対策のためのWebライティング実践講座」(技術評論社)は、これまで感覚で行われてきたWebライティングにおいて、再現性のあるSEO対策の実践方法を提供した書籍として高く評価され、近年のSEO対策書籍の中でもっとも売れた書籍の1冊となりました。それを受け、コンテンツ制作を扱った前著では触れなかった、従来からのSEO対策の対象である、Webサイトの作成から運営における実践方法を提供する書籍として執筆したのが本書です。
本書の主な対象は、SEO対策の初心者から中級者となりますが、サイトの作成環境の選択から、サイト設計やスマートフォンへの対応、Search Consoleを利用した運営管理、ペナルティ対策など、幅広い分野を網羅しているので、上級者の方にも新しい方法論の発見や、知識の整理に役立つ内容となっています。本書が多くの方の助けとなり、SEO対策を通じて成果を上げていく力となることを願っております。

「本質」こそがこれからの「王道」

検索エンジンが飛躍的に進歩した現在、かつて「SEO対策」とされた検索エンジンを「だます」方法は通用しなくなってきています。一方、利用者が望む「良い」Webサイトは適切に評価され、検索結果の上位に表示されるようにもなってきています。
そこで前著では、Webサイトの中身となる、検索エンジンが「良い」と評価するコンテンツの制作方法を扱いました。しかし、検索エンジンがいくら進化したとはいえ、まだまだ完全ではありません。また、良いコンテンツを制作しても、運用環境が適切でなければ、利用しにくく、利用者にも敬遠されてしまいます。本書では、利用者が利用しやすく、検索エンジンが「良い」と評価するWebサイトを作成し、検索エンジンにより早く、より正確に情報を伝え、適切な評価をしてもらう方法を追求しています。利用者が求めるコンテンツを、使いやすい形で提供することこそWebサイトの「本質」です。検索エンジンに長く高く評価されるのはもちろん、くり返し利用され、高い成果を上げ続ける「王道」は、「本質」にこそあるのです。

専門知識がなくても実行できる方法論

専門知識がないと、Web関連のことは難しく手間もかかり、理解できても実行できない場合が多々あります。本書は「成果を上げる」ことを第一目的とし、どなたでも「読めば実行できる」方法論の提供を目指す書籍です。そのため、一部厳密さに欠ける部分があることをご理解ください。また、多くの方が読まれる書籍として、できるだけ厳密で正しい方法論の提供に努めていますが、厳密さを追求することで作業が複雑になり、実行が困難になってしまう場合は、精度が下がったとしても、より簡単で単純な方法を選択しています。ただし、このことで成果が低下することはなく、より簡単で実際に実行し続けられる方法論になることで、より高い成果が達成できるようになっています。

検証され、長く効果を発揮し続ける方法を厳選

本書は最新の情報をふまえつつも、「新しさ」や「話題性」にとらわれず、実際に効果が検証された方法や、Googleなどの検索エンジンが明示している指針に沿った方法を選ぶことで、早く確実に成果が上がり、長く通用する方法論を実現しています。
SEO対策では検証されていない情報も多く、実行すると効果がないことは往々にしてあります。例えば、日本の検索結果の9割以上に影響を与えるGoogleは、母国のアメリカで導入した施策を諸外国に適応していくので、アメリカの情報をそのまま最新のSEO対策としがちですが、そこにも注意が必要です。日本で利用される日本語は、英語を含むヨーロッパ言語と記述方法や利用できる文字の種数の点で大きく異なり、また、利用がほぼ日本に限られているため、Googleの発表やアメリカで行われた施策がすぐに日本に適用できるとは限らないのです。本書では、日本に合った方法論を選び高く安定した成果を目指すとともに、実際にアメリカなどで収集した情報をもとにして、これからの方向性を織り込み、長く成果を上げ続けられる方法論としています。

Google以外の検索エンジンもふまえた、変化に強い理論

現在、日本でSEO対策といえばGoogleへの対策を指し、ほかの検索エンジンを考慮しない場合がほとんどです。しかし、本当にGoogleに対策するだけで良いのでしょうか?
Yahoo!がGoogleの検索技術を導入している日本では、検索結果の9割以上がGoogleの影響を受けますが、世界的に見れば、Yahoo!はBingの検索技術を導入しており、日本の状況は異質です。もちろん、現状がすぐに激変する可能性は低いですが、もしものリスクを回避するためにも、1割弱のGoogle以外の検索結果に対応するためにも、Google以外の検索エンジンにも対策することは大切です。本書では、世界最大の検索エンジンであるGoogleへの対策を柱としながらも、Googleだけでなく、ほかの検索エンジンもふまえた方法論を提供することで、どのような状況にも柔軟に対応でき、長く効果が発揮されるSEO対策を実現しています。

作成手順に沿った構成と、改善に便利な逆引き辞典

本書は、方法論の実効性を高めるために、Webサイトの作成手順に沿った構成にし、利用シーンや手順をわかりやすくしています。そのため、本書を読みながら作業をしていけば、本書を読み終わったときには、SEO対策の効いたWebサイトが作成できているでしょう。
また、すでに所有しているWebサイトや、本書に従って作成したWebサイトを改善する際にも役立つよう、課題から対策を検索できる逆引き辞典も用意しています。逆引き辞典を利用することで、直面している課題を解決し、より高い成果を長く継続できるようになります。

サイト全般のSEO対策を実現する、網羅性の高い構成

本書は、この1冊があればWebサイトの作成・運営におけるすべてのSEO対策ができる書籍となるよう、従来SEO対策とされてきた分野に加え、運用環境の対策やSearch Consoleの利用方法、ペナルティ対策なども含んだ非常に網羅性の高い内容になっています。

  • 1章:最新の状況をふまえた基礎知識のおさらい
  • 2章:直面している課題から対策を検索できる逆引きリスト
  • 3章:サーバ選定やテーマ選択、サイト設計など、土台となるSEO対策
  • 4章:URL決定法やクローラ対策、スマホ対応など、早く正しく伝える方法
  • 5章:高い効果を発揮するコンテンツ制作のための、正しいマークアップ法
  • 6章:Google Search Consoleを利用した、効率的なサイトの運営・管理法
  • 7章:サイト存続を脅かす、ペナルティの判定法と対応法
  • 8章:サイトの効率的な作成・管理を実現する、便利な無料ツールの紹介

ぜひ本書を基礎とし、自分でより発展した方法を突き詰めて行っていただければ幸いです。